日焼け止めで肌荒れ⁉ブツブツ・赤み・ニキビなどの治し方を解説!
「肌荒れ、日焼け止めのせいかな。原因は?治し方は?」
「敏感肌だからか、日焼け止めを付けると、肌荒れ気味になる…」
・ブツブツがある
・ニキビができやすい
・赤みがある
・かゆい
といった肌荒れの症状で悩んでいて、その原因が「日焼け止めなのでは?」と考えていませんか?
むてん子ちゃん
おそらくだけど、たぶんだけど、
日焼け止めかな?って思ってる。
その場合は、まずは今お使いの日焼け止めの使用をSTOPしていただき、このページでご案内している治し方に取り組んでみてください。
化粧品開発者が監修した記事です
監修者 岡田伸司
2000年に日本で初めてコールドプロセス製法でオリーブオイル100%の洗顔石けんを開発する。以来、余計なものを一切含まない納得無添加の無添加化粧品を生み出し続ける。化粧水やクリーム、日焼け止め、クレンジングなど、ランキングサイトで1位を獲得する。敏感肌の女性はもちろん「赤ちゃんにも使えるほど肌へ優しい」と好評。Instagramはこちら。 |
日焼け止めで肌荒れ…?合わない場合の症状と原因、治し方を解説
- ブツブツ
- カサカサ
- ニキビ
- 赤み
- かゆみ
- ピリピリ
- かぶれ
こんな症状で悩んでいませんか?
肌荒れにはいろいろな症状があります。
その原因が「おそらく日焼け止め」と思われる場合、まずはその日焼け止めの使用をSTOPしてください。
確信が無くても、何となくでかまいません。
むてん子ちゃん
何となく、日焼け止めっぽいんだよなぁ…。
その勘、当たっていることが多いです。
日焼け止めで肌荒れする5つの原因と治し方
原因 | 治し方 |
---|---|
①肌に合わない成分が入っている | ノンケミカルの日焼け止めに変える |
②基本のスキンケアをおそろかにしている | 基本のスキンケアに立ち返る |
③数値の高い日焼け止めを使っている | ノンケミカルの日焼け止めに変える |
④品質が劣化した日焼け止めを使っている | 昨年のものは破棄する |
⑤伸びが悪い日焼け止めを使っている | ミルクタイプの日焼け止めを使う |
原因と治し方について、それぞれご案内していきます。
①肌に合わない成分が入っている
肌に合わない成分の代表例は、紫外線吸収剤や防腐剤、香料などのケミカル成分、エタノール(エチルアルコール)です。
特に、紫外線吸収剤は、「UVを吸収して熱に変える」という化学反応を肌の表面で起こしているため、肌への負担が大きいです。
こうした肌に刺激となりやすいケミカルの成分は避け、刺激になりづらい成分が使われたノンケミカルの日焼け止めを使うようにしてください。
むてん子ちゃん
よく聞くけど、ノンケミカルって何?
ノンケミカルの日焼け止めとは、日焼け止め成分として、酸化亜鉛や酸化チタンを使っていないのはもちろん、その他の成分もケミカルを一切使っていない日焼け止めのことです。
ノンケミカルの日焼け止めとは?
日焼け止めは4つの成分で構成されています。
構成成分 | 役割 |
---|---|
水性成分(モイスチャー成分) | 肌に潤いを与える |
油性成分(エモリエント成分) | 肌の水分を守る |
界面活性剤(エマルジョン成分) | 肌の潤いと柔軟性を保つ |
日焼け止め成分 | UVA、UVBなどの紫外線を防ぐ成分 |
どれか1つではなく、この4つのこの構成成分が全てノンケミカルのものことです。
最近は「敏感肌の日焼け止め」といえば「ノンケミカルの日焼け止め」というイメージがあるほど、浸透してきています。
むてん子ちゃん
う~ん、
今までの日焼け止めは合ってたんだけど
化粧品の成分が合わなくなる理由は、加齢、生活習慣など多岐に渡ります。
加齢は止められませんし、生活習慣をガラッと一気に変えることは難しいので、まずはノンケミカルに変えてみてください。
②基本のスキンケアをおそろかにしている
基本のスキンケアができていないと、肌のバリア機能が損なわれ、肌が乾燥し、敏感肌気味になっていきます。
また、日焼け止めが完全に落としきれていないと、肌に残った日焼け止めが毛穴につまり、肌荒れやニキビなどの原因になります。
一度、スキンケアの方法を基本に戻すことを意識してみてください。
こすらず、丁寧に、まんべんなくがスキンケアの基本です。
こすって、パパっと、適当にすると、日焼け止めが肌に残ったままになってしまいます。
むてん子ちゃん
いかにもダメそうだけど
私やってそう…
日焼け止めの正しい落とし方は、こちらの「日焼け止めの落とし方は?」でご案内しています。
ぜひお役立てください。
③数値の高い日焼け止めを使っている
・SPF50、PA++++といった高い数値の日焼け止め
・ウォータープルーフタイプの日焼け止め
こうした日焼け止め落とすには、洗浄力が強いケミカルのクレンジングが必要です。
その上、クレンジングをしてもなかなか落ちないため、「しっかり落とそう」として強くこすってしまい、肌を傷めているかもしれません。
石けんでも落ちるノンケミカルの日焼け止めに変えて、丁寧に洗顔をしてみてください。
なお、数値が高いものがすべて悪いわけではなく、「今の肌荒れしている状況には良くない」ということです。
原因になっている可能性がありますし、使い続けてもよくならないです。
むてん子ちゃん
肌荒れしているときには避けた方がよさそう…
④品質が劣化した日焼け止めを使っている
昨年開封した日焼け止めを、そのまま使っていませんか?
開封した日焼け止めは中身が次ような原因で、使用感や香りなどが変わっています。
・酸化
・分離
防腐剤がありますので、雑菌が繁殖しにくいですが、それ以外の品質は落ちています。
紫外線を吸収する力も弱くなっている可能性が高いです。
直射日光を避けて、湿度が低い場所で保管をしていても、劣化している可能性が高いので、もったいないですが捨ててしまってください。
むてん子ちゃん
しかたない
いそぎよく捨てよう…
⑤伸びが悪い日焼け止めを使っている
のびが悪い日焼け止めを使用すると、こすって伸ばすことになります。
こうした摩擦により肌の表面が傷つき、肌を守っているバリア機能が低下してしまいます。
バリア機能が低下すると紫外線の影響を受けやすく、乾燥などの肌荒れの原因になります。
こうした日焼け止めは白浮きをすることが多いです。
日焼け止めの白浮きについては「日焼け止めで白くなる理由」で詳しくご案内していますので、ご覧になってみてください。
のびの良いミルクやクリームタイプの日焼け止めを選ぶようにしてください。
むてん子ちゃん
つまり、
・昨年の日焼け止めを捨てる
・ノンケミの日焼け止め(ミルク)に変える
・丁寧にスキンケアをする
ってことね。
そんな難しいことじゃないわね♪
はい、そうです。
これはいわばベース(基本)ですので、その上で、症状別に適切なケアをしてみてください。
- 肌に赤みがあったり、ブツブツ、かゆみ、ピリピリ、カサカサがったりする方は「肌が弱いのはなぜ?3つの原因があった!」をご覧になってみてください。
- ニキビの方は、「ニキビ肌を綺麗にする6つの方法」をご覧になってみてください。
- かぶれている方は、「日焼け止めでかぶれる原因と対処法」をご覧になってみてください。
日焼け止めで肌荒れしたくない人はこうやって選ぼう♪
- 肌への刺激が少ない
- 石鹸で簡単に落とせる
- 保湿効果がある
- SPF20・PA++程度
- 摩擦が起きにくい
むてん子ちゃん
これこれ♪
これが知りたかった!
それぞれご案内していきますね。
①肌への刺激が少ない
肌への刺激がある紫外線吸収剤だけでなく、化学物質(ケミカル)を一切含まない「ノンケミカル」の日焼け止めを選ぶようにしてください。
紫外線散乱剤を使用しているならOKなわけではありません。
日焼け止めは4つの成分で構成されているとご案内しましたが、全てノンケミカルのものを選んでください。
・「本当のノンケミカル」の成分構成
構成成分 | ケミカル/ノンケミカル |
---|---|
水性成分(モイスチャー成分) | ノンケミカル |
油性成分(エモリエント成分) | ノンケミカル |
界面活性剤(エマルジョン成分) | ノンケミカル |
日焼け止め成分 | ノンケミカル |
よくあるのは日焼け止め成分に酸化亜鉛(酸化チタン)を使っているだけでノンケミカルとしている「なんちゃってノンケミカル」です。
・「なんちゃってノンケミカル」の成分構成
構成成分 | ケミカル/ノンケミカル |
---|---|
水性成分(モイスチャー成分) | ケミカル |
油性成分(エモリエント成分) | ケミカル |
界面活性剤(エマルジョン成分) | ケミカル |
日焼け止め成分 | ノンケミカル |
むてん子ちゃん
これは、素人には分からないよ~
見分けるには成分の勉強が必要ですが、この後、おすすめのアイテムをご案内しますので、参考にしてみてください。
②石鹸で簡単に落とせる
スキンケアのところでご案内しましたが、「日焼け止めの洗い残し」や「強くこすって落とすこと」は肌荒れの原因となります。
石鹸で簡単に落とせる製品なら洗い残しの心配がなく、肌への負担も少ないので安心です。
以前のノンケミカルの日焼け止めは、石けんで簡単に落とせないものがありましたが、現在は、落とせるものが登場しています。
③保湿効果がある
保湿効果のある成分が配合されている日焼け止めなら、乾燥による肌荒れを防ぐことができます。
敏感気味の方は、まず最初に肌を乾燥させてしまっています。
- 肌が乾燥 → バリア機能の低下 → 敏感肌気味になる
ケミカルではなく、天然100%の保湿性分が配合されているモノを選ぶようにしてください。
むてん子ちゃん
例えば、どんな成分がイイのかな?
次のような自然由来の保湿成分が配合されているものがあります。
- グリセリン(ヤシ)
- トレハロース(とうもろこし)
- オリーブ葉エキス
- カミツレ花エキス
- ラフィノース(さとう大根)
- ベタイン(さとう大根)
ぜひ、成分表をチェックしてみてください。
④SPF20・PA++程度
紫外線カット指数(SPF・PA)が高すぎると、肌への負担も大きくなってしまいます。
日常使いであれば、SPF20・PA++程度で十分な効果を期待できます。
基本的に肌が荒れている状態で、真夏(7月~8月)に海水浴に行く、屋外でスポーツをするといった機会は、避けてください。
どうしてもという場合は、日焼け止めの塗り直しの方法をマスターしてください。
⑤摩擦が起きにくい
日焼け止めを塗るとき、落とすときに摩擦が起きます。
ノンケミカルのものであっても、塗りづらかったり、白浮きしたり、石けんで落ちないといったデメリットがあると使いづらいですよね。
摩擦を抑えるためには、サッと伸びるミルクタイプがおすすめです。
また石鹸で簡単に落とすことができれば、摩擦を抑えることができ安心です。
日焼け止めで肌荒れしやすい人におすすめの「肌に優しい日焼け止め」!
「肌荒れしない日焼け止め、どれを選べばいいんだろう?」 「肌に優しいおすすめの日焼け止めで肌荒れをSTOPしたい!」
という方におすすめなのが、岡田UVミルクです。
- ノンケミカル(紫外線吸収剤以外もケミカル不使用)
- もちろんノンエタノール(ノンアルコール)
- 肌にやさしい成分のみを配合
- 植物由来エキス・食品に使われる成分のみを配合
- 白浮きしないため化粧下地としてもOK
- 石鹸で簡単に落とせる
- 普段使いにピッタリなSPF20・PA++
むてん子ちゃん
これなら、全部の条件がクリアされてるわね♪
肌に優しいということは、あらゆる点において「肌に負担をかけない」ということです。
成分はもちろんですが、ミルクタイプでよく伸びますので、塗る時も洗顔で落とす時も、塗り直しの時も肌に優しいです。
むてん子ちゃん
ちょっと興味あるかも♪
- 私は日焼け止めを塗ると肌が痒くなるのが悩みでしたが、岡田UVミルクを塗ったらその悩みがなくなっていることに気づきました
- ミルクだからすごーく伸びて白浮きなし! 滑らかでお肌もすべすべになって、日焼け止め特有のベタつきもない◎ 石鹸で十分落とせるのも安心
- つけ心地が軽く、さらっとのびるので子供でも扱いやすい。親子で一緒に使えるのはポイントが高い
- ベタベタしないのにしっとりするから敏感肌のわたしにはちょうどいい♪
- 少量でもするする伸びて、無理なく肌に入ってくれます。つけ心地の軽やかさから、肌に負担がかかっていないことを実感することができますよ
- 肌ストレスもなく、とても快適でした。すっきりoffできて、刺激がないのでこれからも続けていきたいです
赤ちゃんでも使えるノンケミカル100%の肌にやさしい日焼け止めです。
成分表を見ると自然由来の成分だけということが分かります。
日常生活における紫外線をしっかりブロックしてくれますよ。
石鹸で簡単に落とせるため、肌へのストレスもありません。
むてん子ちゃん
お試しが1,000円以下だから、ちょっと試してみたいかも♪
日焼け止めで肌荒れする人のQ&A
日焼け止めで肌荒れする人からお寄せいただくご質問とその回答です。
Q.肌荒れしている時、日焼け止めは塗らない方が良い?
肌が弱っている時は紫外線の影響も受けやすいため、塗った方が良いです。
その際、日焼け止めは肌に負担の少ないものを選んでください。
Q.日焼け止めの肌荒れしない塗り方は?
まずは化粧水などで、しっかり保湿をしてから塗ることが大切です。
日焼け止めは肌をこすらないよう、やさしく伸ばします。
量が少なかったり、古い日焼け止めを使用すると肌トラブルを起こす可能性があるため注意してみてください。