使いやすくて万能?オリーブスクワランの9つの美容効果と使い方

「オリーブスクワランが美容にいいっていうけど、どんな効果があるの?」、「スクワランとかスクワランオイルとかあるけど、・・・何が違うの?」とお悩みではありませんか?
ネットの口コミなどを見ると、何となく良さそうなのは分かるけど、使い方や効果、効能をしっかり理解してからにしたいですよね。
そこで今回、無添加工房OKADAの無添加コスメ豆知識では、オリーブスクワランについて疑問を一気に解決するため、基本知識からうれしい美容効果、正しい使い方について詳しくご案内します!
ぜひ、あなたの肌のために、オリーブスクワランの美容効果を活用してくださいね。
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監修者 岡田伸司 2000年に日本で初めてコールドプロセス製法でオリーブオイル100%の洗顔石けんを開発する。以来、余計なものを一切含まない納得無添加の無添加化粧品を生み出し続ける。化粧水やクリーム、日焼け止め、クレンジングなど、ランキングサイトで1位を獲得する。敏感肌の女性はもちろん「赤ちゃんにも使えるほど肌へ優しい」と好評。Instagramはこちら。 |
美容効果の期待値大!オリーブスクワランとはどんな成分?
オリーブスクワランとは、
オリーブオイルに含まれているスクワレンという成分を抽出し、安定化させた天然保湿成分のこと。
オリーブオイルの中に、たった0.5%しか含まれていないため、とても貴重です。
このオリーブスクワラン、天然美肌成分と呼ばれるほどの美容効果があります。
なぜ、そんなに美容効果が高いのかというと、実はスクワレンというスクワランを安定化させる前の同じ成分は、私たちの皮脂の約10%を占めているからなんですね。
もともと私たちの皮膚に存在する成分だからこそ、安全度も肌への浸透力も高く、美肌を保つのに優れているんです。
スキンケア商品や美容オイルとして使用されているオリーブスクワランは、さらに精製されており、とても純度が高い状態のものです。
すごい! オリーブスクワランが持つ9つの美容効果・効能
オリーブスクワランがもたらす嬉しい美容効果は、1つではなく9つもあるんです。
「1つの成分でそんなに効果があるの?」とビックリしますが、本当にすごいんですよ!
美容好きじゃなくてもワクワク♪してきますよね。
早速、どのような効果・効能があるのかご案内します。
【効果・効能①】肌に潤いを与える
【効果・効能②】肌の質感を改善する
【効果・効能③】肌の弾力性を高める
【効果・効能④】シワを減らす
【効果・効能⑤】紫外線による老化を防ぐ
【効果・効能⑥】肌の色素沈着を軽減する
【効果・効能⑦】肌の赤みや傷跡を癒す
【効果・効能⑧】敏感肌に適している
【効果・効能⑨】髪を潤す
気になる肌トラブルやエイジングサインの悩みを解決してくれそうですね!
ここからは、1つずつ詳しくご案内していきます。
【効果・効能①】肌に潤いを与える
オリーブスクワランの美容効果・効能の1つ目は、肌に潤いを与えるというものです。
何といってもオリーブスクワランの1番の特長は、保湿力!
先ほどお伝えした通り、私たちの皮脂には天然の保湿成分であるスクワレンが含まれており肌の潤いを保っているのですが、25歳前後から急激に含有量が減少してしまうんですね。
すると、乾燥肌になりさまざまな肌トラブルを抱えることになってしまいます・・・。
そこで大活躍するのがオリーブスクワランなんですよ。
スクワレンと同じ成分であるオリーブスクワランを補うことで、皮脂膜に似た働きをしますので、肌の水分の蒸発を防いでくれるんですね。つまり、オリーブスクワランによって肌本来の潤いが保てるようになるということです。
この効果、凄くないですか?
加齢や外的刺激によって減少していく肌の天然保湿成分が外から補えるというのは、素晴らしいですよね!
【効果・効能②】肌の質感を改善する
オリーブスクワランの美容効果・効能の2つ目は、肌の質感を改善するというものです。
保湿力に優れているオリーブスクワランは、なんと浸透力にも優れています!
どういうことかというと、皮脂に同じ成分が含まれていることにより、皮膚表面ではじかれることなくスーッと角質層に成分を浸透させることができるんです。
特にですね、天然皮膚軟化剤として肌を柔らかくするエモリエント効果があるオリーブスクワランは、この浸透力を活かして肌をなめらかにするんですよ。
その結果、肌の質感が変わりシルクのような肌触りが期待できます♪
【効果・効能③】肌の弾力性を高める
オリーブスクワランの美容効果・効能の3つ目は、肌の弾力性を高めるというものです。
これまた驚かされますが、オリーブスクワランには肌の再生機能を高める効果があるんです!
細胞再生の役に立つということですね。
この作用により、肌の弾力アップが期待できます♪
【効果・効能④】シワを減らす
オリーブスクワランの美容効果・効能の4つ目は、シワを減らすというものです。
シワの原因は肌の水分量の減少と新陳代謝の低下、紫外線によるダメージですが、オリーブスクワランにはこの3つの原因をすべてカバーする力があります!
【効能①】肌の水分蒸発を防ぎ潤いを保つ
【効能②】皮膚呼吸が促され全身に酸素が巡るため新陳代謝が促進される
【効能③】皮脂膜を形成し紫外線から肌を守る
すべて必要な要素が揃っていますよね、だからシワにも効果があるんですよ。
エイジングケアにも有効なオリーブスクワラン、万能です♪
【効果・効能⑤】紫外線の肌ダメージによる老化を防ぐ
オリーブスクワランの美容効果・効能の5つ目は、紫外線による肌ダメージによる老化を防ぐというものです。
肌の皮脂膜には紫外線のダメージから肌を守る働きがあります。
この皮脂膜を形成するのに欠かせない成分の1つであるオリーブスクワラン、海外ではSPFのブースターとされていることもあるとか。
すごいですよね!
みなさんご存知の通り、紫外線はシミやそばかすの原因になりますからね。
【効果・効能⑥】肌の色素沈着を軽減する
オリーブスクワランの美容効果・効能の6つ目は、肌の
色素沈着を軽減するというものです。
肌の色素沈着を改善するためには、肌のターンオーバーを正常化する必要があります。
そこでですね。役に立つのがオリーブスクワランなんですよ。
どういうことかというと、オリーブスクワランには皮膚呼吸を促す作用があるため、体内に酸素が運ばれ新陳代謝が活発になるんですね。
すると、肌のターンオーバーも促進されるので色素沈着の軽減につながるわけです。
なかなか改善するのが難しい乾癬にもオススメですよ!
【効果・効能⑦】肌の赤みや傷跡を癒す
オリーブスクワランの美容効果・効能の7つ目は、肌の赤みや傷跡を癒すというものです。
安全性の高い成分であるオリーブスクワランは、優れた抗菌作用を持つため、肌の刺激や赤みを和らげ傷跡を癒すことができるんですね。
さらに抗菌作用の他にも、新陳代謝の活発化、肌の潤いを保つ、肌に栄養分を保たせる効果がありますので、皮膚炎の方にも適していると言われています。
【効果・効能⑧】敏感肌に適している
オリーブスクワランの美容効果・効能の8つ目は、
敏感肌に適しているというものです。
スクワランには深海ザメの肝臓から抽出した動物性のものと、オリーブスクワランのように植物から抽出したものがあります。
どちらも同じスクワランオイルではありますが、肌への刺激という部分に注目すると、ちょっとした違いが見えてくるんですね。
どういうことかというと、動物性のものには「プリスタン」という皮膚刺激の原因になることもある刺激物が含まれているんですよ。
使用した人全員が肌に刺激を感じるかと言えば答えはNOですが、敏感肌の人にとってはできるだけ避けたいものですよね。
そこでオススメしたいのが、この「プリスタン」という刺激物が一切含まれていない、純度の高い植物性のオリーブスクワランなんです!
敏感肌の方でも安心して使用することができ、しっかり美容効果を得られるからです。
今までオイルはちょっと・・・と思っていた方もぜひ、試してみてくださいね♪
【効果・効能⑨】髪を潤す
オリーブスクワランの美容効果・効能の9つ目は、髪を潤すというものです。
肌に対するオリーブスクワランの美容効果は、髪にも同じ効果を発揮するんですよ。
【効果①】新陳代謝を促しながら保湿をし、健康な頭皮を保つ
【効果②】浸透力が高いため髪に油分を与え、ツヤを保つ
頭皮と髪の両方に作用するオリーブスクワランを使えば、憧れのサラサラヘアも実現できそうですね。
オリーブスクワランの効果・効能を引き出す「4つの使い方」
オリーブスクワランの素晴らしい美容効果が分かったところで、次はどのように使えばこれだけの美容効果を引き出せるのかご案内していきます。
【オリーブスクワランの使い方①】フェイシャルケアで美容成分を浸透させる
【オリーブスクワランの使い方②】ボディケアで肌のカサつきを改善する
【オリーブスクワランの使い方③】ヘアケアで髪のパサつきをなくす
【オリーブスクワランの使い方④】低刺激でマッサージできる
取り入れてみたいケア方法をクリックしていただければ、そのケア方法に移動しますよ。
それでは、1つずつ詳しくご案内していきますね♪
【オリーブスクワランの使い方①】フェイシャルケアで美容成分を浸透させる
オリーブスクワランの使い方1つ目は、
フェイシャルケアで美容成分を浸透させるというものです。
先ほど効果・効能②でオリーブスクワランは浸透力に優れているとご案内しましたが、すごいのは浸透力だけではなく、肌への親和性も高いことです。
どいうことかというと、肌なじみがいいのでつけ心地がよく、角質層までスーッと浸透していくオリーブスクワランは、化粧水など肌の中に浸透させたい成分の浸透力まで高めてくれるんですね。
ですので、フェイシャルケアに取り入れると肌トラブルのもとになる乾燥を防ぐことができるんですよ。
ここからは、オリーブスクワランをどのタイミングで使うとしっかり美容成分を浸透させることができるのかご案内します。
【STEP①】クレンジングと洗顔をする
↓↓
【STEP②】化粧水をたっぷり肌につけ、肌表面が濡れた状態にする
↓↓
【STEP③】肌が乾く前にオリーブスクワランオイルを1~3滴、肌になじませていく
ポイントは、化粧水で肌が濡れている状態でオリーブスクワランを使うことです!
たったこれだけで美容効果が得られるなら、簡単でいいですよね♪
「一度、オリーブスクワランを試してみたい」という方は、ネットの口コミでの評価が高いものを利用してみてくださいね。
【オリーブスクワランの使い方②】ボディケアで肌のカサつきを改善する
オリーブスクワランの使い方2つ目は、ボディケアで肌のカサつきを改善するというものです。
嬉しいことにオリーブスクワランはオイルですが、サラっとした使用感でベタつきがないため、全身に使うことができるんですね。
特にですね、かかとや肘などカサつきやすい部位には最適です!
オリーブスクワランには肌の新陳代謝を活発にする働きがありますので、古い角質が剥がれやすくなるんですよ。
また、保湿効果もバツグン!!ですので、しっとり潤いのある健康な肌に導いてくれます。
使用するタイミングとしては、入浴後がオススメです♪
「でもやっぱり、オイルを全身に塗るのは抵抗があるな・・・」と感じる方は、バスオイルとして湯船に数滴入れて全身浴するだけでも肌が潤うので、ぜひ試してみてくださいね。
【オリーブスクワランの使い方③】ヘアケアで髪のパサつきをなくす
オリーブスクワランの使い方3つ目は、ヘアケアで髪のパサつきをなくすというものです。
髪も肌と同じでエイジングサインが現れやすいパーツですが、先ほどの効果・効能⑨でご案内した通り、オリーブスクワランは頭皮を保湿しツヤのある髪を保つのに役立ちます。
そこでですね。ここからは、その効果を得るためのヘアケア方法についてご案内します。
【方法①】週1~2回、洗髪後の濡れた髪をタオルドライし、オリーブスクワランを軽く頭皮と髪に馴染ませたあとドライヤーで乾かす
【方法②】週1回のヘアパック
【方法③】朝のヘアスタイリング剤として、適量のオリーブスクワランを髪全体になじませる
週1回のヘアパックのやり方については、こちらの「スクワランの効果・効能と選び方、使い方を知って、役立てよう♪」にまとめていますので、参考にしてみてください。
方法①と③の髪につけるオリーブスクワランの量は、自分が「少ないかな?」と思う程度で大丈夫です。
また、朝のスタイリング剤として使うメリットは、紫外線によるダメージから髪を守れるからです。簡単に言えば、紫外線対策になるんですね。
その他にも、ヘアケアが簡単にできるオリーブスクワランを含浸したブラシもあるみたいですよ♪
【オリーブスクワランの使い方④】低刺激でマッサージできる
オリーブスクワランの使い方4つ目は、低刺激でマッサージできるというものです。
マッサージオイルとしても人気が高いオリーブスクワラン!
その理由は2つあります。
【理由①】安全面
【理由②】潤滑性、浸透力、保湿に優れている
まず、安全面ですが、オリーブスクワランは、赤ちゃんのベビーマッサージ用として使われるほど刺激が少ないです。
純度の高いオリーブスクワランは、国内外で極めて安全性の高い成分であると結論付けられています。
次に、潤滑性、浸透力、保湿についてですが、オリーブスクワランは、肌になじみやすく伸びがいいので、摩擦の心配をせずに使え、使用後もベタつかずに保湿できます。
これならマッサージ初心者でも問題なく使えそうですよね♪
また、オリーブスクワランでマッサージをする場合、入浴後の肌がしっとりしている状態で使うのがオススメ。
ボディマッサージ以外に、フェイスマッサージや頭皮マッサージにもお使いいただけますよ。
疑問解決!オリーブスクワランについてのQ&A
オリーブスクワランはオイルですので、使用するにあたりちょっと気になることがある方も多いのでは?
そこでですね。オリーブスクワランについてよく検索されている5つの疑問点について、それぞれの回答をご案内していきます!
Q.ニキビや吹き出物がある肌にも使えるのか?
A. 答えはYESとNOです。
何とも中途半端な回答になってしまいましたが・・・、大人ニキビの場合は使用OKで、思春期ニキビや皮脂の過剰分泌が原因の吹き出物などオイリー肌の場合はNGです。
どういうことかというと、大人ニキビは乾燥が原因ですのでオリーブスクワランの効能である保湿・抗菌作用・新陳代謝の活性化、すべてがプラスに働きます。
一方で皮脂の過剰分泌が原因の場合は、毛穴詰まりを起こしやすくしてしまう可能性があるので使用は控えたほうがいいですよ、ということなんですね。
ですので、オリーブスクワランは大人ニキビや白ニキビがある肌に使用することをオススメします。
Q.日焼けはしないのか?
A.答えはYES、日焼けの心配はありません。
オリーブスクワランは、ほぼ酸化しない分子構造ですので油やけの心配がないものです。
ただし押さえておいていただきたいのが、純度が高いものに限る!ということです。純度の低いものは酸化しやすく質も変わりやすくなりますので、注意してくださいね。
Q.オリーブスクワランオイルの使用期限と保存方法は?
A.オリーブスクワランの特長の1つが、ほぼ酸化しないので安定感があり保存期間が長いということです。
使用期限は未開封であれば2~3年、開封後は1年を目安に使うことをオススメします。
保存方法については常温保存で問題ありませんが、直射日光が当たる場所は避け冷暗所に保管されると尚良いですね。
Q.ホホバオイルとの違いは何か?
A.ホホバオイルもオリーブスクワランと同じ天然成分からできているオイルですので、たくさんの効果・効能があり、酸化しにくい性質を持っています。
どちらも万能で使いやすいのですが、ホホバオイルは気温10℃以下の場所に保管すると固まります。
固まってしまったから品質が悪くなると言うことはありませんが、冬場など保存方法に気をつける必要があるかな、といった感じです。
Q.オリーブオイルとオリーブスクワランの違いは何か?
A.オリーブスクワランは、オリーブオイルの中に0.5%しか含まれていな貴重な成分です。
また、オリーブスクワランは私たちの皮膚に存在する成分であるスクワラン100%、オリーブオイルは私たちの皮脂と似た成分であるオレイン酸が主成分で70%以上を占めています。
オリーブオイルにもたくさんの美容成分が含まれていますので魅力的ではありますが、オリーブスクワランの比べると効果・効能の高さの差は歴然で、使用感もベタつかずにさらっとしたテクスチャーでとても使いやすいです。
まとめ
オリーブスクワランの効果・効能を中心に使い方についてご案内してきました。
思っていたより美容効果が多く、さらにオイルでも使いやすそうなところが魅力的ですよね。
何より純度の高いオリーブスクワランは、赤ちゃんにも使えるほど安全性の高い成分ですので、安心してスキンケアに取り入れることができます。
肌荒れや乾燥、髪のパサつきなどの悩みがあれば、ぜひ試してみてくださいね♪